2006年04月29日

堺シティマラソン

以前に読ませてもらったブログに、
「マラソンには『走り終わって後悔する人はいない』という言葉がある」というような
意味のことが書いてあったが、まさに今日はみんながそう感じたんじゃないだろうか。
走るということは、見ている人の気持ちも刺激するみたいで、
明石から応援にきてくれたyukarinは今日のレースの帰り、梅田のイングスに寄って
ランニングシューズを買っちゃった。


さて、今日の堺シティマラソン、雨も降らず、直射日光もなく、
少し気温が低いが、気持ちよく迎えることができた。

060429finish.jpg

ただこの“少し気温が低い”というのが問題で、ゆうべ入念にマッサージを
してもらったにもかかわらず、歩いていても足首の上あたりがやや痛かった。

スタートまでは十分に時間があったので、時間をかけてストレッチをしたり、
たまたま湯村温泉からトラックで運んできたお湯をはった「足湯」があったので
温めたりしながら、(どうかひどい痛みになりませんように)と祈っていた。

060429asiyu.jpg

スタートは12時25分。
堺シティマラソンの10kmの部は、世界最大の前方後円墳、仁徳天皇陵の周りを2周走る。

予定していた通り、スタートしてからはゆっくり、ゆっくりと走る。

接骨院の先生の「走りますか・・・・」という言葉を思い出しながら、
(すみません、ゆっくり走りますので)と思って走った。

どうせゆっくり走るんなら、今日は正しいフォームを身につけるための走りを
しよう、などと思いながら、汗ひとつかかず進んでいく。

何千人の人が走っているのか知らないが、自分はかなり後ろの方にいたはずだ。

沿道の「がんばってー!」とか「ファイトォー!」とかの応援にも
(ごめんね、せっかくの気持ちを)と思いながらゆっくりと走る。
先生の「10km走ったあとは悪化するのが目に見えてますから、少しでも負担を
かけないように」という言葉も思い出したりしながら、呼吸も乱さず走る。

走っていると、堺市のマンホールは波と帆船と灯台が描かれていることに気付いた。
なんか、神戸っぽいイメージだ。

そんなふうに周りを観察しつつも、初めて走るコースなので、
どれくらい走ったのか距離感がわからない。

そのうちに、俺は参加料まで払って、仁徳天皇陵の周りをゆっくりとジョギング
している。いったい何をしてるんだろう、などと、それまでとは違う意見を持った
自分が心の中に現われ始めてきた。
でもそこは、(そうだ、今日は体脂肪を燃やすためのランニングにしよう)と
納得させながら、我慢、我慢。

でも、(力石徹との試合で、ノーガードの姿勢でにらみ合いが続いた時、我慢できずに
先に動いたのはジョーの方だったよなー)などと、マラソンとは関係のないたとえを
持ち出して、自分の中で議論が始まった。

そうだ、ジョーは力石のクロスカウンターを怖がっている自分に我慢ができなかったんだ。

足の痛みも走ってるうちに麻痺してきて、「行けそう」な気もするし。

でも、先に動いたジョーは力石のアッパーカットを食らってOK負けしたんだよな・・。

・・と、そこへ突然「先頭ランナーが通過しまぁ〜す!」という大きな声が道路に響いて、
俺はまだ半分も走っていないのに、猛烈なスピードでランナーが抜かして行った。

すごい!!

トップのランナーも、二番手のランナーも、三番手のランナーも、
頭がぜんぜん動いていない。

そして自分の周りを走っている人は頭がピョコピョコと上下に動いている。
もちろん、自分も。

そうか、速いランナーは体の上下動がないんだ。

初心者ランナーの自分は、そんなことも知らずに、ただただチンタラと走っていた。

(ホセ・メンドーサとの世界タイトルマッチで、丹下段平が「前半はスタミナを
温存して、後半の勝負に持ち込め」と指示したのに、
ジョーはそれを無視して最初っからラッシュをかけたじゃないか。
パンチドランカーに侵されていたジョーも、万全の状態じゃなかったんだ)

トップランナーの走りを見た後でそんなことを考えていると、
だんだん気持ちを抑えるのがイヤになり、少しピッチが上がってしまった。

[あと1周]という看板が見えた。時計を見ると34′46。

1週目と2週目は若干コースが違う。あとでパンフレットを見ると、
1週目の方がやや長いみたいなので、前半の5kmは31分から33分の間くらいかな。
(前半とか後半とかと言うほどのペースじゃないけど)

試しに、さっき見たとおり、頭を動かさずに走ってみる。

名付けて「俺はトップランナーと同じで頭は動かないぞ走法」。

その走りに変えてみると、おもしろいように周りのランナーが後ろに流れていく。
(速いランナーは、こんな風に走っていたんだ・・)

自分が前のランナーを次々と抜かしながら走るのが楽しくて、
足の痛みはすっかり意識から消えていた。

7km地点で42′28

そこからは自分なりに力いっぱい走ったので、
スタート直後とは別人のように汗が噴き出して、息がゼーゼーと苦しかった。

10kmを走り終わって56′38。

まず、足の痛みもたいしたことなく完走できたのが嬉しかった。

そして、走り終わった後は、(やっぱり)足が痛くなった。


今日は、ムーチャン、ヨメ、チャペック、トクチャン、
5人が10kmコースに出場したが、みんな、ほんとによく頑張ったと思う。
特に、ヨメ、チャペック、トクチャンの女性3人にとって生まれて初めての距離を
経験したことは、自信になったんじゃないだろうか。

060429sosina.jpg

ということで、今日の大会で学んだこと・・・

○給水はとっても難しい。指で引っかけたら取りやすいとか、グシャっとつぶしたら
 飲みやすいとか聞くけど、なかなかスムーズに飲めない。

○頭が上下するような走りは直さないといけない。

○市民マラソンの大会で10km走ることと、世界タイトルマッチを
 一緒に考えてはいけない。


ま、結果はどうあれ、これで最初のポイントは通過したと考えていいんだろうか。

 ホノルルマラソンまで225日。
posted by まこと at 23:22| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
皆様 大変お疲れ様でした(^^) 素晴らしい経験になった事でしょうね!! 残念ながら応援には行けませんでしたが・・・すみません・・・。
今度お会いする時にでもお話を聞かせて下さい。楽しみにしています。
今後もホノルルマラソンに向けて頑張って下さいね(^o^)丿
Posted by 鉄板焼き屋の妻 at 2006年04月30日 21:34
応援ありがとうございました。
みんな、満足感いっぱいのいい笑顔でしたよ。
今後また、中身のないミーティングで使わせていただくかもしれないので、よろしくお願いします。
Posted by まこと at 2006年04月30日 22:20
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