2006年08月06日

なぜか文化的な週末に

たまたま仕事や、家族の送り迎えや、来客や、人との約束が何もない週末が訪れたので、
前から行ってみたかった植田正治写真美術館と足立美術館に行ってきた。

思いつきで決めたことなので適当にネットで宿を予約し、
土曜日の朝6時半に家を出て中国道と米子道を走って鳥取県へ。
地図で調べることもなく、ナビで目的の美術館を指定すると勝手に連れていってくれる。
ドライバーはナビのお姉さんの指示に素直に従い、ハンドルとアクセルとブレーキだけ
操作してれば3時間ちょっとで到着する。楽だけどアタマが退化してしまいそうな時代だ。

植田正治さんは、すでに亡くなられた写真家だけど、
福山雅治さんとはカメラマンとして、そしてアーチストとして親交が深く、
CDのジャケットも撮影したり、フォトセッションを行ったりもしているので、
若い女の子でも「植田正治」という名前を知ってる人は知っている。
060806fukuyama.jpg
植田正治写真美術館は、鳥取県の大山のふもと、田んぼや畑の真ん中に
コンクリートのオブジェのように突然存在する。
建築家の高松伸さんの設計で、
外壁にレンズが取り付けられていて、建物の中が巨大なカメラの役割を
果たしていたり、建物のすき間から大山が、フレーミングされた借景のように見れたり、
とてもクールで美しく、もちろん作品のひとつひとつも見ごたえがあった。

記念に館内で、写真家の作品風にヨメが撮りました。

060806ueda.jpg

空気の澄んだ日には、この状態で遠くに巨大な大山が見え、
手前の水面には逆さ富士として映るらしい。

芸術にひたって、とっても文化的な気分になったまま、
二日目は県境を越えて、島根県にある足立美術館へ。
ここは日本庭園が日本一に選ばれたことと、横山大観のコレクションで有名だ。

日本一の庭園って、どんなんだろうと、前から興味を持っていたんだけど、
実際に訪れてみると、それはそれは美しい庭だった。

060806adachi.jpg

遠くから人が足を運ぶのも分かるような気がする。
どんな庭師が設計したんだろう、とか、どれくらいの人数の庭師が、
この美しさを保つために手入れをしてるんだろうと、そんな人の苦労まで想像してしまう。

日本画はあまりじっくりと見たことがなかったけど、展覧会として1点1点見ていくと、
表現方法も多彩で、そこに日本人の精神性が加味されていて、
繊細な作品があったり、迫力に圧倒されたり、なんだか奥が深い。
どれくらい深いのか自分にはよく分からないけど・・・

今回は、横山大観を中心とした日本画のほかに、北大路魯山人の陶芸展もしていた。
これだけの巨匠の作品を二日間に渡って鑑賞するなんて、芸術に触れすぎだ。
どの作品も値打ちがあるのに、許容範囲を超えてしまって自分の中で消化できない。
でも、わけがわからないなりに、精神的な解放感は得られたかも。

そういえば、1日目に泊まったところは、日本のトライアスロンの発祥地らしく、
トライアスロンのブロンズ像があったり、トライアスロン通りという道があったりした。
ランニングの用意もいちおう持っていってたので、朝は5時頃に起きて遊歩道を走って、
朝風呂に入ってすがすがしい気分で朝食をいただくということができたらいいなと思って
寝たんだけど、でんでん起きれなかった・・・。ハハ・・・荷物のムダ。
7時頃に起きて窓から外を見ると、走ってる人がいた。
意気込みだけの自分と、ちゃんと走っているその人との行動力の違いを感じてしまった。

ということで、金曜日に軽く走ったっきり、今月はろくに走っていないので、
明日からはさすがにそろそろ走らなくちゃ。
posted by まこと at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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