2007年01月22日

引っ越しました

ホノルルマラソン完走後、
このブログは名前を変えて下記に引越しをしました。
  ↓  ↓  ↓
http://071209.seesaa.net/
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2007年01月05日

やっぱスキーヤーだ

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毎年ここへやってきて初日にゴンドラなりリフトなりに乗ると、
野沢へ帰ってきたァ〜、っていう気持ちになる。(ふるさとでも何でもないんだけど)
自分は(腕前は別として)やっぱりスキーヤーだったんだと思える瞬間だ。

その野沢温泉スキー場の今日のコンディションはと言うと、
空はこれ以上望めないくらいの雲ひとつない青空。
そしてやや少ない雪。

ところどころブッシュが出ていることを除けば、
今シーズンの初滑りとは思えないくらい気持ちよく滑れた。

なんと言っても、板をかついで上り坂を歩き続けようと、積極的に滑ろうと、足にぜんぜん負担がこない。
今までもシーズン前にジョギングやスクワットをしたことはあったけど、
今回はまったく違う。
ランニングを続けてきた効果はスゴイぞ。

スキーを楽しむためにも、これからも走らないと、って思った一日だった。
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2006年12月24日

加古川マラソン 応援

12月23日に行われた加古川マラソンの応援に行ってきた。
冬とは思えない、秋晴れのような爽やかな天気の中での応援だった。

詳しく書こうかなと思ったんだけど、引越しの準備が整ってきたので、
新しいサイトにレポートを載せることにします。

まだ未完成な部分もありますが、とりあえず引越ししました。
     ↓  ↓  ↓
http://071209.seesaa.net/
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2006年12月22日

加古川入り

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大阪駅から新快速で約1時間。
明日の加古川マラソンの応援に備えて今日から加古川入りしている。

というのはウソで、加古川に住んでいる友達のところへ久しぶりに飲みに来ている。
明日、加古川マラソンの応援をするというのはホント。
だから今夜は家に帰らない。

人間の幸せとか、子供との関係とか、自由についてとか、人を信じるということとか、
そんな話をしながら飲んでいる。
学生時代からの連れっていいよな、なんて思いながら。
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2006年12月20日

いつから走る

この半年くらい、家から駅まではチャリンコに乗らずに20分かけて歩くようになった。
今朝も「いってきまーす」と言って家を出て歩いていたんだけど、
なんとなく退屈だったので、カバンからiPodを出して、ホノルルマラソン用に
用意していたテーマ曲を聴きながら歩いた。

たまたま100mほど先の信号が青に変った。
この信号は一度赤になるとなかなか青にならないので、
「渡っちゃえ! この距離なら間に合うかも」
と思って走り出した。イヤホンからテーマ曲を流したまま。

そしたらものすごく気持ちよくて、たかが100mとはいえ、
青春ドラマの主人公になったようなつもりで走れた。

このテーマ曲は、聴きながら歩いているだけでも全身が夢と希望にあふれてくるのに、
走ったりしたもんだから、よけい自分自身に酔ってしまったのかも。

こういう人間を「ナルシスト」と言うのか「暗示にかかりやすい」と言うのか、
「妄想癖がある」と言うのかわからないけど、そんなことはどーでもよくて、
それよりも、そろそろまた走ってみようか、なんて、ちょっと思ったりした。
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2006年12月18日

走る人ばかりの忘年会

年明け1月21日の高槻シティ国際ハーフマラソンに出ないかと誘ってもらった。
でも、
●まだモチベーションが戻っていない。
●あと1カ月しかない。
●その前の週はスキーに行ってる。
●その前の前の週もスキーに行ってる。
●その前の前の前の週は正月だからたぶん酒ばかり飲む。
という5つの理由で、今日が受付の締め切りだったんだけど、申し込まなかった。

ところがギッチョンチョン。ヨメは申し込んだ。
なんか、今のところ完全に勢いが逆転の状態。

ま、それはそれとして、今日はランニング仲間の忘年会だった。
ただ飲んで食べてしゃべるだけなのに、めちゃめちゃ楽しかった。
自分が走ることを始めたことで知り合った人たち。
走らなければ一生他人で終わってたであろう人たち。
この人たちを含め、この1年で知り合った人たちは、
自分にとって宝物だとあらためて思った。

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2006年12月17日

引越しの準備

今年も気がつけばあと2週間という、このあわただしい時期に、
近々引越しをしようかと考えている。
・・・と言っても、これはブログの話。
フルマラソンを走るという目標も達成して一段落したことだし、
タイトルもちょっと変えるついでに、このブログはこのブログで置いといて、
また別のところでいちから始めようかなと。

そうは言うものの、いつまでに引っ越さないといけないとか、
そんなエンドラインが決まっているものでもないし、
仕事のように納期が決まっていない限りはノンビリ構えてしまう性格なので、
引越しがいつになるかはわからない。
1カ月ほど経って、間抜けなタイミングで「引越ししましたー」なんて言うかもしれない。

はい、では、いつになるかわからない引越しの話はここまでにしておいて、
本日の日記を。
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ちょっとのあいだ日本を離れていたので家のことが何もできておらず、今日は久しぶりに庭へ出て、春に向けてチューリップとムスカリの球根を植えた。
チューリップは今年の春に花を咲かせた球根がもうしばらくしたら芽を出すんだろうけど、今日はそれに加えて、前に買っていた新たな3つの球根を鉢に植えた。
例年通りだと、4月1日から10日くらいの間に花を咲かせるだろう。

ムスカリも、毎年花をつけている球根から葉は旺盛に出てるんだけど、ここ2〜3年は花の勢いがなくなってきていたので、新しいのを10個ほど植えた。
チューリップも春らしくて好きだけど、自分的には小さな紫の花がいっぱいぶら下がるムスカリの方が好きかな。

ふと植え込みを見ると、濃いピンクの寒ツバキがいくつも咲いていた。
よくこんな寒い時期に鮮やかな花を咲かせるもんだ。
しかし、寒ツバキだけが目に入ってくるのなら美しいんだけど、この季節の庭は落ち葉でいっぱいになる。掃いても掃いても、燃やしても燃やしても、はらり、はらりと、まるで空から雪が降るように落ちてくる。

このやっかいさは、夏の雑草にも勝るからも。
これから、近所の落葉樹が禿げチョロケになるまで、落ち葉との闘いは続く。

別のところに目をやると、ホノルルに行ってる間に泊まりにきてくれていた妹の子供たちだと思うんだけど、どんぐりを拾って遊んだらしい。まるでリスが冬眠中の餌をあつめているように、1カ所にまとめて置いてあった。


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2006年12月16日

ランニングとは関係のない毎日

ハワイに行ってる間に車検に出しておいたクルマと、
チューンナップに出しておいたスキーを引き上げに行ってきた。
電車に乗ってディーラーへ行き、
車検が終わったクルマを受け取って今度は三ノ宮のスキーショップへ。

ところがあーた、失敗やったがなコレが・・・。
クルマで三ノ宮付近までやってきて気がついた。

「しまったー!神戸はルミナリエや・・」

ここでちょっと余談だけど、うちのパソコンもこう見えて学習能力があるので、
今でこそ「るみなりえ」と打ってポンと変換キーを押すと「ルミナリエ」になるけど、
初めて打って変換した時は、「留美」とか「美奈」とか「理恵」とか女性の名前が
いっぱい並んでビックリしたことがあった。

・・・って、つまんない余談から話を元に戻して、
やけに渋滞してるなと思っていたら、だんだんと人の流れが多くなってきて、
ただでさえノロノロ運転なのに、行きたいところへ行こうと思ったら通行止めだったり、
三ノ宮から元町にかけて1時間ほどノロノロとさまよったあげく、
店から400mくらい離れたところに路上駐車して(パーキングはどこも満車だった)、
走って店までスキーを取りに行った。

「走って」と言ってもまだ膝のスジが痛いのでまともに走れず、
まるで傷を負いながら戦場を逃げてるようなアンバランスな走り方。

それでも歯を食いしばりながら、
「駐禁来るなー」「駐禁来るなよー」「あと1点で免停やからなー」
「しかもあと1カ月で点数がクリアになって免許証がきれいになるからなー」
「頼むから駐禁来るなよー」と祈りながら走らなければいけないくらいヤバイ状況なので
ゆっくり歩くわけにはいかない。

スキーショップへ行ってチューンナップが終わってた板を受取り、
店員さんと、
「お客さん。クルマ、前ですか?」
「いや、遠いんですわ、ルミナリエやから」
「だ、大丈夫ですか・・・」
「だいじょーーーっす」
という会話をした後、
グイッと3本の板を腕に抱え、初詣状態の人の波をスキーの板でかき分け、
離れたところに置いたクルマまで戻ったら、幸運にも駐禁は取られてなかった・・(ほっ)

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ま、こんなふうな、ランニングとはまったく関係のない日常を今は送っている。

でも頭の中は、いつから走れるかなーなんて考えたり、
ホノルルマラソンの、夜明け前に走った街角を思いだしたり、
夜が明けてから走ったハイウエイを思いだしたり、
けっこうランニングのことを考えている。

でもカラダは、走ることとは関係のない生活をしている。

でも頭ではふとした時に、やっぱりランニングのことを考えたりしている。

なんか、脚がまだ痛くて、走れる状態じゃなくて、緊張が解けて気が抜けたような感じで、
でも考えることといえばランニングのことばかりで・・・
なんとなく変な、それでいてなんとなく心地いい、よくわからない状態。
posted by まこと at 23:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月14日

ただいま戻りました


ただいま帰ってまいりました。
夕方の5時前に関空に到着。ノースウエストの
パイロットは行きも帰りも、とってもソフトタッチな
着陸で、見事な腕前だった。(素人評)
エアポートリムジンが茨木まで通ってるので、
それに乗って家に着いたのが7時半頃。

もうクタクタやぁ〜。

「よいしょ、やっぱり家が一番やわ〜」という
世間一般のお母さんのお決まりのセリフも
出そうなくらいヨレヨレだった。
それでもゆっくりとはしておれず、明日から
仕事なもんで、荷物などは今日中に片づけなければ
ならない。洗濯物を出し、服やランニング関連の荷物を片づけ、
大量に買い込んだお土産をリビングに広げ、
「え〜っと、カメハメハ大王の置物はらんらんさんの」などと言いながら仕分けをした。

ヨメは、「また走りたい」とか「時間がたつと苦しかったのを忘れて、
またマラソンに出たくなったりするのかな〜」なんて言ったりしてる。
どうも今回の初フル完走でエンジンがかかってしまったようだ。

こっちはまだ脚が痛いし、いつから走ろうとか、次は何のレースに出ようとか、
またホノルルマラソンを走りたいなどという気持ちはまったく湧いてこない。
走ること自体は続けようと思ってるので、そのうち動き出すだろうし、
そのうちにまた新しい目標もできるかもしれないけど、自分なりにこの1年間、
真剣にやってきたつもりなので、今はまだ緊張から解放されたような状態。

という中途半端な状況なんですが、無事に家に帰ってきたところで、
ここでみなさまに改めてお礼を。

私自身、自分で考えて、自分で練習して、自分ひとりででも走るつもりで
ホノルルマラソンへの出場を目標にしたんですが、
この1年間、たくさんの人に見守られ、アドバイスもいただき、練習に付き合ってもらい、
応援の言葉ももらい、そういうことをすべて内に秘めて走った結果が初フルの完走でした。

ホノルルへ出発する前に書いたことと同じことをまた今ここで書いてるわけなんですが、
「たくさんの人」とか「みなさん」などという一言で表してしまっては軽すぎるくらい、
それぞれの人が、それぞれの形で力をくださいました。
「ひとりで走ってるわけじゃない」という気持ちは、市民ランナーの方なら誰もが
感じている思いなんでしょうが、それは今回も強く強く感じました。

それは、人間の弱さゆえのことかもしれないし、
人間の優しさゆえのことかもしれないな、なんて思ったりしています。
私自身、諦めそうな気持ちが芽生えたり、無理だという気持ちが芽生えたりしたことも
ありましたが、ランニングを通して知り合った人や付き合いのあった人は、
優しい人ばかりでした。

このブログも
「ホノルルマラソンに出てから…」か何かにタイトルを変えて、
続けようとは思っていますので、そんなんでよければまたお付き合いください。

あ、でもたぶん、不定期の更新になるような気がします。
そう決めておけば、飲んで帰った日とか、飲んで帰った日とか、飲んで帰った日とかは
そのまま寝られるし・・・。

というわけでこれからも、可愛がってくださる人は、可愛がってやってください。
42.195キロを走る力を与えてくださったみなさま、ありがとうございました。

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posted by まこと at 23:59| Comment(13) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月13日

ホノルルマラソンから2日

ホノルルマラソンから2日たった。実はまだハワイにいる。
明日の朝7時に、空港へ運んでもらう荷物を出さないといけないので、部屋に散らかったTシャツやお土産やランニングシューズを詰め、体重をかけながらスーツケースをガチャっと閉めた。

もう寝よかなとも思ったんだけど、ブログの更新をしないと、
「閉鎖したのか?」と思われてもいけないので、なんとなくキーボードをたたいている。

乾燥機、じゃなかった、完走記のあとの記事なんて、きっと読んでも面白くないんだろうな。
「筋肉痛だ〜!」とか「どこどこへ買い物に行った」とか、「今日からハワイを満喫してまーす」とか、たいがいはそんな内容になるんだろうから。

それにしても筋肉痛はひどい。こんな筋肉痛は高校のクラブの練習以来だ。
翌日の朝は頑張って朝早くカピオラニ公園に行って完走証と完走者リストの冊子をもらってきた。

公園の中は、ゴールもなく、旅行社やスポンサーのテントブースもなく、ゴミひとつ落ちていなかった。簡易トイレを荷台に乗せたトラックが時折走っていた。
9時からの受け渡しに備えて8時にホテルを出て8時20分頃に着いたのに、もう20mほどの行列ができていた。

完走者の数が2万4千数百人になっているということは、事前のキャンセル、または完走できなかった人が3千人ほどいるのか。
完走証をもらってテントの外に出ると、列の長さは数百メートルになっていた。
今からだとたぶん1時間以上並ばないと受け取れないだろうな。
大きな規模の大会になると、完走証をもらうのも大変だ。

ホテルに帰る途中、写真を撮り忘れたところがあるのを思い出して、小走りに戻ろうと思ったら、
・・・・脚が痛くて1歩も走れなかった。
しゃがもうとするのでさえ、イタタタと言いながら数秒かかる。

こっちはそんな状態なのに、街の中では翌日からランニングをしている人をたくさん見かけた。

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異常だ! それとも、走れる人にとってはこれが普通なのか?
自分では考えられないことだ。まったく走れないし、走ろうとも思わないし。

ホテルに戻って朝ごはんを食べ、買い物のために外へ出ると、
街はフィニッシャーズTシャツを着た人であふれていた。
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日本人、外国人、若い人、高齢の人、完走したランナーの種類はさまざま。

その日と今日の2日間、ホテルでアイシングがてらプールに浸かっていたのを除くと、
あとはショッピングばかりをしていた。
ダイビングをするわけじゃなし、島内観光をするわけじゃなし、ダイヤモンドヘッドに上るわけでもなし、船でクルージングをするわけじゃなし、ただただカラダが痛いだけ。
ナイキタウンへ何度も行き、ほかのスポーツショップも手当たり次第に覗き、アラモアナショッピングセンターも回り、もうめっちゃヘトヘト。
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それ以外の、昼食や夕食の席では自然とみんな、走ったばかりのマラソンの話題になる。
そうそう、街を歩いていたらノルディック・ポールを持って歩いている外人のやや高齢の男性を見かけた。すごぉぉぉい。ヨーロッパだけじゃなくて、ましてや大阪の森之宮周辺だけじゃなくて、ハワイでも流行ってるんだ。

ポールを持っているヨメと、はへほ〜さんが、自分たちのしていることに自信を持った瞬間だった。
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posted by まこと at 21:57| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月12日

2006 ホノルルマラソン

ホノルルマラソンを走ってきた。
今日の見出しは「ホノルルマラソンに出よかと…最終回」みたいなのにした方が
いいかも、って思うくらい、明日から何について書けばいいのかわからない。
今は、読むのに何時間もかかる記事を何時間もかけて書きたいような、そんな気分。
それくらい、初めての人間にとってフルマラソンとはすごいものだった。

2日前にハワイに来てから、ホノルルマラソンに対する気合がみなぎったり、
緊張感が高まったりというのは、それほどなかった。
2日とも朝から晩までゆっくり過ごせなかったからかもしれない。
俺、明日(あるいはあさって)、フルマラソンを走るのか、って、ふと思っていただけだった。
それでも夜中の1時に起きて、用意していた本番のウエアに着替え、
ツアーから支給された朝食を食べ、いろんな人からもらった応援のメッセージ(カードやハガキや鉢巻、それからweb上でもらっていたものはノートに書き写してきていた)を読み返し、計測チップのついたシューズを履くと、
「うっしゃ、やるで」という気持ちになって、カラダに力が入ってくる。
ちなみにヨメは前の晩にメッセージを読み返し、感激してまた泣いたらしい。

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これが朝食。(食べ物以外の物も写ってるけど)
ツアーからの支給と、はへほ〜さんのお友達からいただいた差入れの合体メニュー。

「当日はマラソン参加者でホテルのエレベーターが込み合うので早めに部屋を出てください」と言われていたので、前日はヨメと二人で非常階段の場所まで確認しておいたのに、エレベーターはすいていた。
バスは予定よりも早く2時20分頃にホテルを出発し、渋滞もなかったので3時前にはスタート地点から少し離れた荷物預かりの場所に着いていた。
はへほ〜さんは同じホテルだけど違うツアーなので、別のバスで現地へ向かう。スタート地点で探すのは不可能だろうから、会えるのはたぶんゴール後。

降りた場所で、マラソンが終わったあとに着替える服を袋に入れて預けておく。
DoCoMoで、仲間がポイントを通過するたびにメールが届くように申し込んでおいたので、
預ける荷物の中にこっそり携帯も入れておいた。

そこからスタート地点まで歩いていく。各団体のスタッフやランナーなど、
人は多いけどあたりは真っ暗だ。まだ3時だからね。
百均のカッパを用意しておいたのは正解だった。
けっして気温は低くないんだけど、なにせランパンなので、太腿のあたりから冷気が
上がってくるのを防げる。

スタート地点に到着したのが3時。ちらほらと人がいるだけで、あたりは暗く静かだった。
STARTという横断幕が交差点の上に張られ、側にはクレーンがいくつか待機している。仮設トイレの数が半端じゃない。

そうこうしているうちにパラパラと人が集まり始め、ゆっくりと道路が埋まって行く。
スタート地点の側を小さな川が流れていて、その対岸に広〜い芝生があり、
そこにたくさんのランナー集団が見えた。暗いのでよく見えないが、相当な数が集まっているようで、時々、どっと沸くような笑い声や「うぉー!」という気合を入れた声や、大きな拍手が聞こえる。その様子がとっても日本人。
(外人が見ればきっと気持ち悪く思うんだろうな)、とか(あの団体がこっちへ来たらトイレの前に列ができるんだろうな)などと思いながら見ていた。

ヨメと二人でストレッチをしたり、トイレを済ませたり、アップをしたりしているうちに、道路が人で埋まってきた。

最初は誰もいないスタート地点の道路が、

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こんなふうに、あちこちから徐々に人が集まり出し、

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最後にはこんなふうに人で埋め尽くされた。

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大会の主催者やスポンサーの挨拶があり、夜明け前のスタート地点にアメリカ国歌の斉唱が終わると、「ウォォオオオ!!!」という大歓声が上がる。

当然、群集の中に混じって様子を見ているこっちも、自分が今ホノルルマラソンのスタートラインに立っているという感激でドキドキしてくる。

そして午前5時ちょうどに号砲が鳴り、3万人近い群衆がいっせいにスタートした。
人の渋滞にも巻き込まれず、スムーズに走り出せた。
左側の空に、ドーン! パパーン!とお腹に響く音で花火が上がる。
花火は少し離れたところで上がっているために、どこまで走っても自分の真横で上がっているように見える。まるで自分の走りに合わせて移動しながら花火を上げてくれているみたいだ。

街灯がオレンジ色なので、道路も、ランナーの服も、何もかもがオレンジ色のフィルターがかかったような色になる。その夜明け前のオレンジ色の世界を群集に混じって走る。
ヨメと並んで走り、「コナミのマシンの方が花火の時間、長かったな」とか、「アスリートソルト食べるの忘れたな」などとしゃべりながらダウンタウンに向かって走る。
ヨメが「これ、どれくらいのペースやろ」と聞いてきたので「5分半ちょっと切るくらいとちゃうやろか」と答えた。クリスマスのイルミネーションを見ながらダウンタウンを走る。
嫁はウエストポーチからカメラを取り出し、走りながらシャッターを押たものの、手振れでうまく写らないようで、「あかん」などと言ってる。

今回はカメラを持って走るかどうか悩んだけど、やっぱり持たないで走ることに決めた。
時々立ち止まって美しい景色をカメラに収めながら走るというのも考えないではなかったけど、目的はホノルルマラソンではなくてフルマラソンを止まらずに完走することだったから。

スタートしてからまずダウンタウンへ向かい、逆戻りしてスタート地点に戻ってからワイキキのホテル街へ向かう。5km地点があっという間にやってきた。
5km通過が28分。早いように思っていたけど、5分半よりも遅いペースだった。

ヨメがしきりに「先に行ってくれたらいいよ」と言ってたので、「ちょっとペース上げるわな」と言いながら前に出ると、後ろからヨメが「ゴールで」と言った。

ワイキキへ向かう沿道には、それほど多くはないけど、人が出てきて応援を始めている。
まだ夜明け前なのに、わざわざ出てきてくれてるんだ。
食べ忘れたアスリートソルトを3粒ほど口に入れる。

2万7千数百人がいたスタート地点に戻って来ると、そこにはもうランナーはいなく、ただのマラソンコースの一部に変わっていた。あれだけの群集が今、長い蛇のようにダウンタウンからスタート地点に向かって動いているんだ。

3時に荷物を預けた場所を横切り、アラモアナショッピングセンターの前を通り過ぎた。事前にマップを見ていたので、このあたりは6km地点だ。
そこを走る時にふと、去年の大晦日に初めて6km走ったことを思い出した。
その時はものすごく長い距離に挑戦したように思ったけど、今はこんなに軽々と走り抜けている。

ワイキキの街が近づくにつれて、応援の人も増えてくる。けっこう大きな声で賑やかな応援だ。
ハワイの人はすこぶる明るい。こんなに気持ちよく走ったことなんてなかったんじゃないかと思うくらい、走っていて気持ちいい。こんなにたくさんの人間に混じって走ったこともないし、こんなにたくさんの外人に混じって走ったこともない。
知らない国で、知らない街の中を外人に応援されながら走っているのがなんだかうれしくて、スタートからずっと笑いながら走っていた。
俺は今、ホノルルマラソンを走っている。

ワイキキのメインストリートに入ると、応援が一気に変わる。
ツアーのスタッフ、アメフトのチアリーダーのようなグループ、ホテルの泊り客風の人たち
・・・歓声にも近いような掛け声の中を走っていく。

ナイキタウン、泊っているホテルの建物、ヴィトンのショップ、免税店、
いつもウロウロしていた通りを、ランパン、ランシャツで走っている。夜も明けていないのにたくさんの人の声援を浴びながら。

メインストリートを走り抜けると10kmの表示が見えた。
時計を見ると53分。5kmのラップが25分に上がっている。

1週間前に痛めた部分は完全に治しきれたみたいで、足も痛くないし、どこもだるくないし、息もあがっていない。
(このまま軽快に走ってやる)

10km地点を過ぎ、カピオラニ公園を抜けると、ダイヤモンドヘッドの上り坂が始まった。
ランナーを励まそうと、いろんな旅行社のスタッフが大きな声で声援を送っている。
帰りにもう一度走る時の坂はキツイだろうけど、行きの上りはぜんぜん気にしていなかった。
実際、何人かのスピードが落ちたランナーを抜かしながら軽く上った。
この程度の上り坂、神鍋マラソンやかもしかマラソンで経験した坂に比べたらどうってことない。

パンフレットなどによると、ここで朝日に染まる海が見えるらしいんだけど、
夜が明ける気配なんてどこにもないぞ。ちょっと損した気分。

ダイヤモンドヘッドを登りながら大きく回って、カハラの高級住宅街に入ってきた。
ここでも住人の人が家から出てきて声援を送ってくれている。
中には、真っ暗な中でドラムスをセットして演奏をしている人もいる。

ここを抜けてハイウエイに出るまでに15km地点があった。
スタートしてから1時間19分。この5kmは26分。
カラダはどこも異常なし。いまのところ快調に走れている。
(このまま行け)

ハイウエイに入った。
さっきまでオレンジ色の世界にいたけど、空が少しずつ白くなってきた。
でも太陽は見えないし、明るさから言っても、夜が明けたようには見えない。

ハイウエイの直線コースは7〜8km続くらしい。
これがランナーにとって、いやんなるくらい長いらしいんだけど、淀川でハーフを走った時の折り返しまでの単調な10kmを考えれば、景色もいいし、沿道の応援もあるし、給水所は賑やかだし、退屈さはぜんぜんない。

ハイウエイだから応援する人はいないのかというと、そうでもない。
横には歩道もあるので、応援が何百メートルも途絶えるということはない。

途中で顔に陽が当たり始めた。夜が明けたみたいだ。

今回の初フル用に、テーマ曲を2曲用意して、日本を発つ前からずっと聴いていた。
1曲は、ジャマイカの陸上選手がボブスレーに挑戦してカルガリーオリンピックに出るというスポ根映画「クールランニング」のテーマ:I Can See Clearly Now。
ホノルルマラソンにレゲエは似合うだろうなと思っていたけど、実際に頭の中に曲を流しながら走ってみると、これがなかなかマッチする。

♪It's gonna be a bright bright sunshiny day〜

それともう1曲は、徳永英明の、昔から好きだった「夢を信じて」という曲。

♪いくつの街を 越えてゆくのだろう
 明日へと続く この道は
   ・
   ・
♪夢を信じて 生きてゆけばいいさと
 君は叫んだだろう

我ながら、いい曲をチョイスしたかも。

そうこうしているうちにハーフ地点を通過。もうハーフを過ぎたのか・・。
タイムは1時間51分。
膝と足の裏が痛くなってきたけど、まだ走れる。

周りを見ていて思ったんだけど、外人の市民ランナーって、日本人とはぜんぜん違う。
すごくカラダが大きくて、体重も重たそうだったり、走りにくそうな変なフォームで走っていたりするのに、速かったりする。
日本人の方がずっと無駄のない軽やかな走りをしてるのに、どうしてそこそこのスピードで走れるんだろう。足が長いからかな。それとも筋肉が頑丈なのかな。

でもハイウエイの反対車線をすれ違いながら走る先頭集団のランナーは違う。
かもしかのような長くて細い脚の黒人がすごいスピードで何人も駆け抜けて行く。
オリンピックみたいだ。

ここまで、自分なりにだいたい30分おきにアスリートソルトを1粒ずつ口に入れていた。
目の前にエイドが見えたので、走るのがちょっとしんどくなってきたというのもあって、
1本目のカーボショッツをウエストポーチから出してグチュっと飲んで、
エイドで受け取ったアミノバリューで流し込んだ。

長いハイウエイが終わるとハワイカイをぐるっと1周回って、またハイウエイに戻る。
ぐるっと1周と言っても、たぶん5kmくらいある。
何でもいいから栄養補給がしたくなって、ウエストポーチに入れていた飴を取り出して口に入れた。中に大豆が入った黒飴で、最近これが大好物で、事務所でも1日に10個以上食べている。

25km地点のタイムが2時間11分。
(あと17km、走りきってやる)

しかしここまで来ると、さすがにカラダの重さを感じながら走っていた。
脚もあちこちジンジンと痛い。
気温はそれほど気にならないけど、
明らかに腰が落ちて、ストライドが短くなっている。
ガクッとペースが落ちて、カラダが少しずつ動かなくなり始めているのがわかる。
カーボショッツは効いてるのか。
飲めば10分くらいで不死鳥のように蘇るんじゃなかったのか。

今回は、速く走ろうとか遅く走ろうとか、そんなことは考えず、どこかでバテるのは決まっているので、それまでは自分にとって気持ちがいいと思えるスピードでマラソンコースを行って帰ってこようと思っていた。
そんなふうに予想はしていたけど、やっぱりフルマラソンは楽には走れない。
ただ、ちょっぴりこの時を楽しみにしていた。
本当にきつくなってから、気持ちをどれだけしっかり持てるのか、これがフルマラソンなんだと思ってどれくらい走ることを楽しめるのか。

でも、カラダに疲労が出始めてからの走りは、楽しむというような甘いもんじゃなかった。
膝の周りと足の裏だけだった痛みの場所が他の部分にも増えてきた。
サッカーのワールドカップの試合、テレビではわからなかったけど、きっとヒデの脚もこんなふうにあちこち痛かったんだろうな。それでも最後まで全力で走ったんだから、俺だって走らなきゃ。なんて思いながら走ってみた。
どんな方法でもいいから力が欲しくて、腰に付けた御守りを触ってみたりもした。

エイドでアミノバリューをもらって、2本目のカーボショッツを流し込む。
3種類の味を買ったけど、どれが何の味なのか、飲んでもぜんぜんわからない。

すっかり忘れていたけど、
バテてから気持ちを支えるための作戦を用意していたのを思い出した。
ジャジャン! 名づけて「苦しくなったら腕を見ろ作戦」。

前の晩、全部の準備を終えた後に、いろんな人からもらってた応援のメッセージと、大会の直前で怪我をしてホノルルに来れなかった仲間の名前を腕に書いておいた。
感動しやすい自分にとって、この作戦は効果抜群だと思っていた。

でも、メッセージを腕に書いたりなんてしなければよかったと思った。

確かに効果は抜群だったけど、
走りながら腕に目をやっただけで、突然、涙が出てきた。

 「日本より応援してます」

 「最高の笑顔で帰ってきてくださいね」

書いてる時はどうもなかったのに、カラダの痛みを感じて走りながら読むと、
その言葉は特別な力を持っていた。

30kmの通過が2時間37分。あと12km。

 「自信を持ってスタートラインに立ってください」

 「いつもどおり練習のつもりで走れば必ずよい結果がでるはず!」

 「私の分まで心地よい走りを楽しんできて下さいね」

読むだけで、うつむき加減になっていた上半身がまっすぐ立ち、顔が前を向く。

 「自分たちを信じて」

とどめはこの言葉だった。
汗よりも涙のほうがたくさん出てきた。
呼吸をしていても、息を吸うときに喉がヒフッ、ヒフッと鳴っている。
何を泣きながら走ってんだ俺。

30kmからの5kmごとの表示は、実際よりもはるかに長く感じた。
しっかりと腕を振ってるつもりなんだけど、なんだかロボットが頑張ってるみたいな走りになっている。
膝の周りがジンジンと痛く、着地するたびに足の裏も痛い。
お尻と太腿の筋肉が突っ張ってピキピキしている。
歩幅もさらに短い。もう完全にフルマラソンに跳ね返されている。

3本目のカーボショッツを取り出して飲む。
飲んではいるけど、効いてるのかもしれないけど、カーボショッツよりも腕に書いたメッセージの方がはるかに力をチャージしてくれる。

35kmを3時間4分で通過。あと7km。いつもならどうってことない距離だけど。

そこでハイウエイが終わり、またカハラの住宅街を走る。
夜明け前と比べると、応援の人がずいぶんと増えている。
楽器を演奏している人、ゼリーを配っている人、「オーレンジ、オーレンジ」と言いながら切ったオレンジを配っている老人。家からホースを出してきてランナーにシャワーを浴びせている人。この人は2万7千人のランナーが通り過ぎるまで、十何時間も水を出し続けるんだろうか・・。

右手前方にダイヤモンドヘッドが見えてきた。行きはともかく、帰り道で見るダイヤモンドヘッドは、とてつもなく大きな山に見えた。

ダイヤモンドヘッドの上り坂にさしかかった。
さすがに、「神鍋やかもしかに比べたら・・」なんて強がりが言える状態じゃない。
辛い気持ちで走っている人の中には、天の神様に「歩いていいですか」って、聞きたくなる人もいるかもしれない。
実際、フルマラソンに出ることを誰にも言わず、ブログも書かず、誰とも一緒に走らず、たった一人で練習していたら、歩きたくなっていたかもしれない。
でも、自分はひとりでここまで来たわけじゃない。
福知山マラソンを走った人だって、最後は長い上り坂を懸命に走ったんだ。

 「自分たちを信じて」

この言葉がよぎるたびに、男のくせに顔が崩れて涙があふれてきた。

周りのランナーは、カメラに向かって手を振りながら走ったりしてるけど、こっちにそんな余裕は残っていない。

坂の途中はたくさんの人が大きな声で応援をしてくれていた。

「グッ ジョーブ!」

「がんばってー!」

「グレー ジョー!」(great jobって言ってるんだろうな、灰色のジョーじゃなくて・・)

坂を上りきると、カピオラニ公園までは下りが続く。
あと2km。下りで加速するぞ、と気持ちでは思っているものの、ぜんぜんスピードは上がってない。

颯爽と、というよりもヨタヨタと下りきってゴール地点のあるカピオラニ公園まで帰ってきた。
「あと1キロ! がんばって!」という声に混じって、たくさんの声援が飛ぶ。
あともうちょっと・・・。
いつものペース走なら、残り1kmだったらキロ4分くらいまで上がってるだろ、と思うものの、お尻も太腿の裏も、ちょっと力を入れたらつりそうな状態で、しかもロボットのようなギクシャクした動きで、とてもそんなふうに走れるカラダではなくなっていた。

500mくらい先に FINISH と書かれたゲートが見えた。
前日にジョギングで来た時には普通のゲートに見えたけど、今はものすごく遠くにある場所までたどりついた所に立っている偉大な門のように見える。

両サイドの沿道の応援がすごい。隣りのランナーと会話をしたとしても聞こえないかも。
何を言ってるのかわからないけど、全部がランナーへの声援であることには違いない。
まるで周りで応援してる人が何十人も集まってきて、自分の体を頭上に持ち上げてゴールへ運んでくれているみたいだ。
これがホノルルマラソンなのか。

そんな気持ちで走りながらゴールに近づくにつれて、沿道で応援してくれている群衆の中に、自分の知っている人たちの顔がはっきりと見えてきた。
みんな日本にいるはずなのに、右サイドにも左サイドにも、群集の隙間からカラダを出して、こっちに笑顔を向けながら「がんばれー」「もうちょっとやー」などと手を振ってくれている。
そしたらまた顔がぐしゃぐしゃに崩れて、すごい量の涙が流れてきた。

そして、頭上に右手を上げながら、
まだ走ったことがなかった42.195地点のゴールを踏んだ。

5時にスタートしてから、3時間46分15秒。

やったぞ。というよりも、ありがとう、ありがとう、と心の中で言いながら、恥ずかしいけどまだ泣きながら歩いていた。1時間でも2時間でも泣き続けられそうだった。

ゴール後も延々とたくさんの人の祝福を受けながら歩く。
水を2杯もらって飲んだ。
ストレッチをしようしてしゃがみかけたけど、足全体が痛くてしゃがめない。


歩きたくなかったけど、ゆっくりと荷物受け取りの場所まで歩いて携帯を取り出した。
DoCoMoのサイトから仲間のポイント通過を知らせるたくさんのメールが届いていた。
最新の通知を見ると、ヨメが30km地点を3時間10分で通過していた。
・・・そんなに頑張ってるのか。

急いでゴール地点へ戻り、見逃さないように帰ってくるランナーを見続けた。
30分ほど待っていると、ヨメがゴールしてきた。
大声で呼ぶと、気がついてこっちへやってきて、抱きついてオイオイと泣き始めた。
同じコースを走ってきたんだから、何も言わなくても、走り終わったばかりの自分には初フルがどれだけしんどいか、同じようにわかる。
4時間30分、頑張って走ってきたんだ。

他のメールを見ると、はへほ〜さんがハーフ地点を2時間56分で通過していた。
完走できるかどうかも不安がってたのに、必死で頑張ってるんだ。このまま頑張れ。

30km地点を4時間36分で通過。10kmを1時間半くらいのペースで走り続けている。・・・頑張れ。

結局はへほ〜さんは、最後まで諦めずに6時間1分で完走した。

初めてのフルマラソンは、想像以上に長くて辛かった。
でも今は、ずっと目標にして過ごしてきた事を達成できたことで、今までに味わったことのない感動でカラダ中がいっぱいだ。

ハワイの山も木も、空も土も、全部が祝福してくれているみたいだ。
ホノルルで初めてフルマラソンを走った人って、みんなこんな気持ちになったんだろうか。

1年間頑張ってきて、ほんとによかった。ほんとによかった。ほんとによかった。


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posted by まこと at 00:29| Comment(28) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月10日

ホノルルマラソン前日

今朝は5時ごろに起きてウダウダと着替えをし、
6時頃からワイキキ→カピオラニ公園を軽く走って往復してきた。
街へ出てみると、夜明け前だというのに、いるわいるわ、
たくさんの人が暗い中を走ったり歩いたりしている。

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カピオラニ公園まで走っていくとその数はもっと多くなって、
アミノバリューランニングクラブ、セントラルスポーツ、ランナーズ、
ワールドランニングツアーなどののぼりが立っている周りに何十人、
多いところでは200人以上はいるんじゃないかというくらい人が集まっていた。
走っている人、歩いている人、集団でストレッチをしている人たち・・、薄暗い中、
小さめの市民マラソンよりもたくさんの人間が集まっている。前日の夜明け前で
この状態だから、明日の本番はいったいどうなるんだろう。ぞっとしてきた。

はへほ〜さんとお友達は朝の散歩をすると言ってたので、ヨメと二人で40分ほど走ってみた。
ありがたいことに左足のスネは痛くない。
へへ・・・この1週間のアイシングと自分ストレッチで押さえ込んでやったぞ。

ホノルルの街のランニングって、すっごい気持ちいい。
ここのアスファルトって日本のアスファルトよりも柔らかいんじゃないかと思うくらい、
いい感触で走れる。それがハワイの空気なんだろうか。
もしマラソン以外でまたハワイに来ることがあったら、
朝のジョギングだけはやってみた方がいいかもしれない。

走っているうちに夜が明けて、ホテルで朝食をとっていると、
なんと後ろの席に有森裕子さんが夫婦で!!(実は昔からファンなのだ)
突然の遭遇に感激して興奮して、食事の邪魔になるのも構わず側へ寄って行って、
「あの・・有森さんですよね。すっごい感激です。ぼ、ぼく、昔、バルセロナの、有森さんが銀メダルをとった走りを見て、エゴロワさんとのデッドヒートの・・・すいません、お食事の邪魔して、・・それをテレビで見てて、もう感動して、次の日に早起きして、ジャージ履いて走りにいったくらいなんです・・。もー、すごい感激です。あ、すいません、お食事中なのに。」
と緊張しながら感激を伝えると、「そうなんですかぁ!」と
メチャクチャ素敵な笑顔を返してくれて、手を差し出してくれた。

もう、うれしくてうれしくて、
「あの、写真撮ってもらったらだめですか・・。いや、すいません、お食事中に・・」と無理を言うと、
気持ちよく写真に入ってくれた。・・・なんて素敵な人なんだ。

そのあとはコンベンションセンターでサイン会をするということを聞いたので、
(はへほ〜さんは下見のバスツアーなので)ヨメと飛んで行き、明日走る時にかぶる帽子に
サインしてもらった。有森さんがバルセロナでゴールした瞬間のカードにもサインをしてくれた。
サインの後に2006.12.9と書くのを見て、ハッと今日が自分の誕生日だったことを思い出して、
「あ!忘れてた・・今日、ぼく、誕生日なんです・・」と言うと、
「あ、そうなんですか。おめでとうございますぅ」と言って、
サインの横にHappy Birthday!!と加えてくれた。
どうしよう・・・めっちゃ幸せ。ちなみにヨメはゼッケンにサインしてもらっていた。

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その後は、ランナーズ・ルート、ナイキタウン、ランニング・ルームなどのスポーツショップを
徒歩ではしごし、自分の物や人の物など、いろいろ買い物をしてきた。
たくさん歩きすぎて腰が痛い・・・。

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ホテルに戻って軽く晩飯を食べて、ゼッケンを付け、チップを付け、お守りを付け、
ウエストポーチの中身を詰め、預ける着替えを用意し、ようやく明日の準備ができた。

日本は今頃、12月10日の夕方5時くらいだろうか。
ホノルルは今、9日の晩の10時前。
今から少し寝て、起きて、夜中の2時半にバスが出発する。

スタート時間まで、あと7時間。
posted by まこと at 16:46| Comment(9) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月09日

ホノルル到着 ゼッケン受取

飛行機を降りる時、ノースウエストの外人のスチュワーデスが俺の肩をたたいて、
Good luck RUN! と言っってくれた。
どうしてランナーだとわかったんだろう。そんな格好はしてないのに。

ホノルルへは8日の午前9時に到着。8日の21時に関空を発ったはずなのに
どうして時間が逆戻りするんだという理屈はこの際ヨコへ置いといて、
到着したホノルルの気温はそれほど高くなかった。
体感的には、湿度の低い25度くらいって感じかな。

いつになったら順番が回ってくるんだと言いたいくらいに長い入国審査が
終わったあとは、空港からバスで直接コンベンションセンターへ。

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そこでちょびっと感慨深げにゼッケンとチップを受け取り、
その場で機械にかざしてチップの動作確認をする。

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コンベンションセンターにはナイキ、ドコモ、DCカード、アミノバリュー、
その他たくさんのメーカーブースがあった。
ランニングマシーンで走り方を分析してもらってる人(写真左)、
目標タイムを入力してペースを印字したブレスレットを作ってもらってる人(写真右)、
ナイキのホノルルマラソン限定Tシャツを買ったり、同じく限定ソックスを買ったり、
同じく限定ウォッチを買ったり、同じく限定リュックを買ったりしている人、
そんな大勢の人たちで会場はにぎわっていた。

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午後からはマラソンコースの下見ツアーに参加。
コースの雰囲気をしっかり下見してやるぞとバスに乗ったけど、
行程の90%は爆睡してた。 ハハ・・・飛行機で眠れなかったのが裏目に出た。
カハラの住宅街を抜けてからのハイウェーがどれくらい長いのか、
折り返しのハワイカイのあたりはどんなふうなのか、・・・じぇんじぇんわからない。

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ん!きのうまでのブログとは、なんかぜんぜん写真が違うぞ。
(そりゃそうだ、ハワイに来てるんだから)

ここまで、飛行機の中、空港、コンベンションセンター、下見のバスの中、
周りはほぼすべて、日本人ばっか。・・・もっと、ハワイに来た実感をくれ〜。

チェックイン後、夕方からは、ゴール地点のカピオラニ公園で行われている
ホノルルマラソンの前々夜祭、ルアウ・パーティに参加。

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芝生の上で食い物をつまんでビールを飲みながらミュージシャンのライブを
聞いていたけど、風が強くて、途中で寒さを我慢するのが嫌になってきて会場を出た。
楽しそうなイベントとか、全部は楽しめなかったけど、
前から聞いてみたかったジェイク・シマブクロのウクレレが聴けたので、半分は満足かな。

マラソン当日は朝が早い(というか夜中に起きないといけない)ので、
明日はできれば早めに起きてみようと思う。
posted by まこと at 18:29| Comment(8) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月08日

今から8時間、空で過します

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関空に着いたら、服装は普通なんだけど
足元はランニングシューズっていう人でいっぱい。

なんか変。

「滑走路を走ろう!第1回関空マラソン」みたいなイベントが
すぐにでもできそうな雰囲気。

さっき出国手続を済ませて、今は搭乗を待っている。
こんなに人のよさそうな夫婦をつかまえてスーツケースの中を全部調べられた。
中を開けても、ジャージやアミノバイタルしか目に入ってこないのが悲しかった。

飛行機が飛立つと19時間過去の世界へタイムトリップする。

今、機内に入った。
周りの席から聞こえてくるのはマラソンの話題ばっかり。

やっぱりなんか、変な感じ。
posted by まこと at 20:43| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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